Picture: ベルニナ 830の発売: ベルニナがトップクラスのソーイング及び刺しゅうシステムを発表します

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2011年 アーカイブ

ベルニナ 830の発売: ベルニナがトップクラスのソーイング及び刺しゅうシステムを発表します

ベルニナの最高性能: 歴史あるスイス企業がトップクラスのソーイング及び刺しゅうコンピューターを販売します。

ベルニナ 830は istソーイング及び刺しゅうコンピューターの最高形です。毎分1,000針以上のソーイング及び刺しゅうスピード、長さ60 cm、ソーイングと刺しゅうを簡単・豊かにする多数の新しい特許取得の特徴により、このミシンは他のベルニナミシンより大きく、早く、革新的なミシンです。ベルニナ 830の開発には6年の歳月が掛かりました。4月には、ヨーロッパにスイスのミシンメーカーの新旗艦店がオープンします。

「ベルニナ 830はこれまで発売されたミシンの中で最高のミシンです」とBERNINA Textile Group CEOのClaude Dreyerは述べました。これにはベルニナの革新性に富んだ歴史があります。1892年、会社創業者のKarl Friedrich Gegaufが世界初のヘムミシンを市場に投入し、2002年までに世界初のWindowsオペレーティングシステム搭載ソーイング及び刺しゅうコンピューターを発表するなど、ベルニナは常にツテッチ長さの先を行く競合に製品を以て、その評判を得ています。ベルニナをスイスのカルトブランドにした優秀な製品の幅広いシリーズの中で、この新しいベルニナ 830は突出しています。「このベルニナ 830には独特の個性があります。」とClaude Dreyerは述べます。「開発時には技術的課題が山積みでした。5,000万スイスフランがこの最重要商品の開発に投入されました。2009年3月20日、ケルンで開催される家事&趣味の見本市でこの製品が発売されます。そして、4月以降ヨーロッパの専門店に並ぶ予定です。

本当に優れた

「83」との初接触: ベルニナ 830の前面カバーを開けると、静かな音でランプで照らされた内部にある下糸ボビンが動いています。何というボビンでしょう!大半の標準裁縫糸の長さである90 mが人目を引く白黒のデザインのボビンに収まり – 約40パーセント増量 -、これは家庭用ミシンでこれまでで最大の糸巻き量です。また、その他の点でもこれまでの枠を超えています: フリーアームは作業スペースから40 cmも伸びます。針の右側には、作業中の布地を動かすのに30 cm以上のスペースがあります。このため、針の下で布地を広げたり動かしたりするのが簡単に行えます。刺しゅうにも「83」は新基準をもたらしました: 刺しゅう枠「ジャンボフープ」の刺しゅう面は40 x 26 cmです。これにより、大きなモチーフも枠を変えることなく刺しゅうできます。
ベルニナ 830のすばらしさを認識するのに、プロの裁縫士である必要はありません。デザイン、素材、加工品質が明らかにします: この機械は家事の補助以上だと。傑出した品質、高い機能性、優れた耐久性といった本物の価値を持ち、無限の創造性を可能にし、また見た目の大きさでその他とは異なる地位を示す製品です。ベルニナ 830の本当のすごさはミシンが動作した時に分かります。高速でも  – ソーイングモードで毎分1,100針、刺しゅうモードで毎分1,000針 – このミシンはベルニナ固有の欠点のないステッチを構成します。多数の特徴の中でも特にランダム方向ソーイング(360度、1度単位で設定可能)、自動布地厚さ認識機能付き押え金制御、プログラム可能な接ぎ機能、扱いにくい布地も簡単に縫える閉じ回転式のベルニナデュアルトランスポート、ソーイングスピードに関わりなくステッチ幅を調整するベルニナステッチレギュレーターを搭載、さらに自動糸通し: ボタンを押すだけで、上糸が魔法のように針穴に通ります。

伝統の革新性

ベルニナは世代を超えて受け継がれるソーイング及び刺しゅうシステムを製造するという評価を得ています。同時に、弊社はお客様をいつも革新的な製品で驚嘆させます。初のビルトイントラックボール付きミシン、初のWindows CE搭載コンピューターミシン、またはソーイング速度に関わりなくステッチ幅を制御するBSRシステムは、ベルニナの排他性の数例です。「革新性により、非常に集中したグローバルなミシン市場で弊社の位置を保ち、ベルニナブランドを強化することができます」とCEO Claude Dreyerは絶え間ない刷新の意味を説明します。ベルニナ 830はこの戦略の成功に寄与しています。2002年にその開発が開始されました。70を超える新機能、15の新特許、革新的ソフトウェアにより、完成したミシンはステックボルンの伝統企業の革新性が正しいことを証明しています。「私たちは出費を恐れません」

とClaude Dreyerは説明します。ベルニナの戦略は長期性と持続性にあります。「弊社がプロジェクトの戦略的、経済的利益を革新した場合、最後に採算が取れるものにまず投資を行う準備があります。」

ベルニナ 830のドイツでの希望小売価格は7,499ユーロです。この金額でお客様はあらゆる重要機能に新基準をもたらしたソーイング及び刺しゅうシステムを入手できます。

メイド・イン・スイスの卓越した品質

世界に目を向けたスイス企業として、ベルニナは今日50カ国以上に1100人の従業員を有します。本社のあるステックボルンでは約400人の従業員が、最新の製品ラインや品質管理用のハイテク測定室といったインフラだけでなく、2006年に完成したクレアティブセンターを享受しています。クレアティブセンターには大型ショールーム、専門図書館や多彩な講座があり、「ソーイング体験ワールド」になっています。「ステックボルンでは製品開発、製造、品質管理、マーケティングが一か所に集中しています」とClaude Dreyer刃説明します。「この統合は最高級の技術を生む上で不可欠です。」ベルニナ 830はスイスのステックボルンで製造された100パーセントスイス製品です。

Claude Dreyer(CEO BERNINA Textile Group)とのインタビュー

BERNINA Textile GroupのCEO Claude Dreyerがベルニナ 830に関する情報、革命的なソーイング及び刺しゅうシステムが縫製業界とBERNINA Textile Groupにもたらす意味についてインタビューに応えました。

Dreyerさん、この度発売されるBERNINA 830はアメリカでは初のソーイング及び刺しゅうコンピューターですが、既に当地ではカルト的地位を築いています。830の特徴とは?
CD: ベルニナ 830により、弊社はあらゆる重要機能に新基準をもたらすソーイング及び刺しゅうシステムを開発することに成功しました。驚きの仕上がり品質といった高い機能性が容易に操作できることにより、ベルニナ 830はソーイングやキルティング、刺しゅうをする人のすべてのニーズと要望に応えます。

あなたの見地から、ベルニナ 830で最も重要な特色は何ですか?
CD: ステッチの質、ソーイングスペース、刺しゅうスペース、ソーイング及び刺しゅうスピード、機能性、操作の容易さ、デザイン、外見において、ベルニナ 830は新基準をもたらします。

ベルニナがベルニナ 830の開発を開始したのはいつですか?そのきっかけと目的は?
CD:2002年、弊社はベルニナミシンの新世代のビジョンを作成しました。目的は、ソーイング、キルティング、刺しゅうをするすべての人のニーズと要求に応える世界最高のソーイング及び刺しゅうシステムを作ることでした。この意をくんでプロジェクト名は「ニュージェネレーション」でした。

当時、困難な時期がありましたか?
CD: プロジェクト、ニュージェネレーションは、要求、多様性、期間、費用において、またとない特徴がありました。新しい回転式釜の開発にあたって、技術的な課題は山積していました。

特に喜ばしい時はありましたか?
CD: 私個人としては、カンザスのベルニナユニバーシティーで新しいベルニナ 830の発表した時が感情的な瞬間でした。アメリカのベルニナユニバーシティーは毎年開催され、数日にわたって販売業者の研修や製品発表など、大規模なイベントが行われます。ベルニナ 830を初めて世に問う場に、弊社はこの機会を選びました。販売業者や顧客の反応は一様にポジティブでした。要求の高い顧客の高い期待を超えていたのです。

多年にわたり、830のプロジェクトは大きな個人的及び資源経済的資源を必要としました。5000万スイスフランがこの開発に投資されました。ベルニナは特にリスクを冒す企業ですか?
CD: ベルニナの戦略は長期性と持続性にあります。弊社がプロジェクトの戦略的、経済的利益を革新した場合、最後に採算が取れるものにまず投資を行う準備があります。
ベルニナ 830により、弊社は未来に向けて新しい技術プラットフォームを開発しました。

新しいソーイング及び刺しゅうコンピューターによってできることを考えると、「830」という名前は面白みに欠けます。名前の由来は?
CD: ベルニナ 830という名前で、弊社は意図的にブランド名のベルニナに焦点を当てました。ベルニナ 830はベルニナミシンシリーズ全体の主要製品です。

ベルニナ 830の希望小売価格は12,000米ドルで、ミシンとしは高価格です...…
CD: ベルニナ 830はユーザーに驚くべきより付加価値を提供します。今日の消費者は、丈夫で本物の価値があり、優れた品質、簡単な操作性、高い機能性と耐久性を持つ製品を優先すると、私は確信しています。

ベルニナ 830はBERNINA Textile Groupでどのような経済的役割を果たしますか?
CD: ベルニナ 830はBERNINA Textile Groupにとって大きな経済的意味があります。その高い競争性により、弊社は世界中で高セールスを期待しています。最高級ソーイングシステムとして、ベルニナ 830はイメージトランスファーにより肯定的な効果をベルニナミシンのラインナップ全体に与えるでしょう。ベルニナ 830はスイスで製造されています。その贅沢な構造とこれに関連した価値を創生する活動により、スイスでの雇用は保証されています。

Claude Dreyer(50歳)はへミスホーフェン在住、2008年1月よりBERNINA Textile Group CEO在任。2001-2008年はベルニナ技術部長として勤務。それ以前はLawson Mardon Neher (現在の Alcan Kreuzlingen)経営者。